でっち上げDVで訴えられたらまず何をするべきか?(34歳男性・小学生1人のケース)
2016/02/16
わたしは数年前、元妻からでっち上げDVで訴えられました。
突然のことだったので最初はどうしたらいいかわからず唖然としていたのですが、でっち上げDVの被害に遭う前から、逆に、私が妻から様々なDV被害に遭っていましたし、「このままではダメだ」と思ったので、まず内容証明を送り日本法規情報の離婚相談サポートを使って弁護士にも相談したのです。
今でも「どうして被害者側のわたしがこんな目に!」という怒りで心が支配されそうになるときがあるのですが、実はでっち上げDVはなくそうと思えばなくすことができます。
すべてをなかったことにできるわけではありませんが、自分なりに勉強して対抗すればそれなりの結果は得られるので、まずは「虚偽告訴罪」という言葉を覚えるところからはじめましょう。
虚偽告訴罪とは、カンタンに言うと「やってないことをやったと言い張って被害者のふりをする罪」のことを指します。
でっち上げDVで警察に被害を訴える…というのは、この虚偽告訴罪に該当する罪なので覚えておいてください。
ちなみに、私が訴えられた時の年齢は34歳、当時の妻は28歳、子どもは小4の子が1人だったのですが、まずわたしがやられたのは「DVシェルターへの子どもの連れ攫い」でした。
どうやら、DVシェルターや男女共同参画センターが行っている「保護」は入居前・入居と同時に警察に被害届けを出す必要があるらしく、被害届けを出すとその後スムーズに入居できるようになるらしいのです。私は妻によってDVシェルターに子どもを連れ攫われた上、警察に被害届けを出されてしまったのです。
私の家にはその翌日、警察が来て「あなたが危険なので被害者(妻)と会わせるわけにはいかない、警察のいる状態で荷物を搬出させてくれ」というようなことを私に伝えました。
彼女の両親に急いでメール・電話して「どうにか説得してくれ」と言いましたが、「DV被害者のくせに」「お前は自分の立場をわかっているのか」という反応。
結局、弁護士を見つけて相手側弁護士とも折り合いをつけるように務め、彼女が浮気をしていたことや、むしろ私がDVを受けていたということをどうにか立証することができたのですが、離婚調停は必ずしも思い通りにはいかず…。
何とか親権は得られましたが、面会交流でも相当な心的ダメージを負ったので、現在も心療内科への通院を続けています。
浮気されたこと、DVをでっち上げられたこと、DVを受けていたのは自分だったのに周囲の人が誰1人として信じてくれなかったこと。辛いことは沢山ありましたが、やはり辛くても勉強して、戦い続けないと勝つことはできません。
これを読んでいるでっち上げDVに悩んでいる方にも、どうか勇気を持ってでっち上げDVと戦ってほしいと思います。
ネットを使えば、でっち上げDVに悩んでいる人のブログはたくさん見つかるはずです(例えばこのような記事)。そういうものを上手く使いつつ、でっち上げDVの問題に果敢に取り組んでみてください。
時間が経ってからではないと実感できないと思いますが、でっち上げDVは辛いことではあるのですが、でっち上げDVから学べることもまた沢山あります。